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ロストロポーヴィッチコンクール2009 一次予選  [diary]

ついつい人間観察をしてしまう審査員席ステージ上で椅子を選べるパリは、ものすごく天気も良くて暖かいです。

いやー、コンクール。
とっても面白いです!!!

昨日28日から一次予選は始まりました。64人の出場者中ジュノは31番目。二日目29日の18時からでした。初日のトップバッターに、元チョー門下のフィンランド人の子が演奏するので聴きに行き、その後も数人聴いてきましたが、同じバッハでも見事に違う。いやー、そりゃもちろんわかっていることですが、ピアノと違い自分の楽器を持参してそれで演奏する分、癖も音色も顕著に違って、目から鱗です。同じ楽器で競うピアノもまたそれも面白いですが、こんなにたくさんのチェロを続けて聴くのは初めてだからか妙に興奮中。

写真左:CRR(パリ地方音楽院内のホールで) 右:審査員の席。真ん中で横に傾いて話かけてる銀髪のおじ様がチョーさん

ここまでくると出来不出来ではなくて、審査員の好み、趣味、になるのかなぁ。
審査、これはとっても難しいだろうと思います。

そんな難しい審査の中、ジュノの本番。
毎度のことながら、私もものすごく緊張しました。
そして、なぜかやっぱり泣きました。笑
なんかいつも涙腺が弱くなるんです、こういう時。身内がステージに立っているときは。
ジュノのオンマと二人で祈りながら聴きました。

でもそんな心配をよそに、本当に素晴らしい演奏でした。
ちゃんと「ジュノ」というその存在を聴衆の記憶に残せた演奏だったと思います。
こうやって客観的に見て、ジュノの音楽は本当に自然なんだなと。。
たくさんの音楽家を聴いていると、作為的にアピールしたり、オーバーアクションで演奏してみたり、そういう人が結構いて、たくさん聴いてくると(コンクールとかは)疲れてくることとかあるんですが(もちろん理にかなったものはありえます)、ジュノはそういうのと無関係というか、今の自分ができる最上の音楽をするだけ、というスタンスなんだなと改めて再確認。
身内だからひいき目で見ているとは思いますが、ジュノが演奏し始めてなんだかほっとしました。

一次予選の結果は31日の夜に出ます。
私がパリで演奏できるかどうかもこれにかかってきます。笑
だけど、結果はともかく、なんだかこれからがジュノのスタートな気もしています。
6年間近くで見ていて、彼も成長し続けて、私がガミガミ怒った時期もありましたし、あえて突き放した時期もありましたけど、彼がこれから一人で歩んで行く第一歩を、今日は見られたかなと。それがとっても嬉しくもありました。


違う楽器であろうと、こういう場は私にとってもものすごく勉強になることだらけです。
ああ、今ものすごく練習したい~。
明日から私もピアノを触れるようです。やっと・・・。

審査員である、ジュノの教授チョーさんもお元気で、審査員の中でもガハガハ大笑いのムードメーカー。日本からは、桐朋の現学長である、チェリスト堤剛先生もいらっしゃっています。審査員をずっと見てるとそれだけで性格が出てて面白い。堤先生は必死でいつも何か書いてらっしゃいます。笑

日本からの出場者は4人。ジュノの次に演奏したのが、日本人で今回の最年少出場者14歳の男の子でした。こんな若くしてこの場で演奏できるというそういうのもやはり才能のうちでしょうかねえ。すごいなあ。

●ロストロポーヴィッチ チェロコンクール
http://www.civp.com/rostro/rostrogb/rules2009.htm
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やっとケルン音大生 [diary]

今月から、ケルン音大のマスター課程に所属している私ですが、大学は既に10月1日から始まっていました。そして、私が帰ってきたのが15日。ロバノフ教授に連絡して、結局今日25日が初めてのレッスンでした。

エッセンに戻ってきて10日間。毎日ジュノとの合わせもあり、エッセンの音大で練習していたのですが、もうここには私の籍はなく、恐竜教授もいない。顔の知らない新入生もたくさん入ってきて、でも知ってる仲間もいて。。何だか不思議な気分で過ごしていました。最近心落ち着いて大学で練習できていないのはそのせいかな・・。

今日ケルン音大に新学期初めて行って、ロバさんのレッスンを受け、門下の子を紹介してもらって、「ああ、今度はここが私の場所になるんだな」と、楽しみな反面、少し寂しさもあり。帰りの電車でエッセンに戻ってくると、ほっとしている自分もいたり。恐竜がいないのが、ものすごく大きいのかもしれません。寂しくてイギリスに電話してしまったんですが、留守電だったので、思いっきりおかしいメッセージ残しておきました。笑

ケルン音大ではまだ学生証ももらっていませんし、友達もほとんどいませんが、新しいこの地で色々な経験ができますように。通えるだけ通って、早く慣れたいな。

そうそう、初めてのレッスンが始まる前にロバさんが唐突に話を始めました。
ロ「シュリ、一つ聞きたいことがあるんだけど」
シ「な、なんでしょう・・」
ロ「シュリというのは、日本語でいったいどういう意味なんだい?」
シ「え・・。これといった意味はないんですが、パール(真珠)という字を書きます」
ロ「ふーむ、なるほど。実はね、うちの猫が”シュリ”というんだ」

い、いきなり・・。
ロシア語とドイツ語の中間っぽい響きの名前がよくて、シュリにしたそうなのですが、ちなみにロシア語でシュリという言葉はないそう。

いきなり深刻な顔して話してくるから、早速怒られるのかと思った・・。
アーー、びっくりした


ワインよりコーラかなとまぁ、それはひとまずおいておいて、今週からパリに行ってきます。
『ロストロポーヴィッチチェロコンクール』に、6年間一緒に弾いているジュノと演奏するためです。
このコンクールは、チェロ界ではチャイコフスキーコンクール並のレベルだそうで、ものすごい難しいコンクール。書類審査で選ばれた80名も、著名なコンクール入賞者だらけだそうで・・。

●ロストロポーヴィッチ チェロコンクール
http://www.civp.com/rostro/rostrogb/rules2009.htm

一次はチェロソロで、バッハのチェロ組曲6番とジョージ・クロムのチェロソロソナタ
二次でピアノが入り、ベートーヴェン4番、ドビュッシーのソナタ、ポッパーの妖精の踊り、コンクールのために書かれた新曲
最終審査では、シューマンのアダージョとアレグロ、コダーイのソナタ三楽章と、オーケストラとショスタコーヴィッチのチェロ協奏曲第一番

というのが、ジュノのプログラム。

コンクールというのは、本当に精神的にきつい・・。周りで見ているほうも辛いです。数ヶ月前からそうですが、ここ最近は本当にジュノが倒れそうで・・。審査員でジュノのチョー教授がいてくれるのが、何よりも心強いのですが・・。

私が演奏するのは二次からですが、一次から行って、たくさんのチェリストの演奏を聴きつつ、ジュノのサポートもできたらと思っています。ジュノのオンマも一緒に行って、韓国料理を作ってくれるんだとか。知人のキッチンを借りて作って、私たちのいるホテルに届けてくれるらしく。。すごい。。

2006年のコンクールの時のように、ジュノの魂がちゃんとみんなに伝わりますように・・。
応援、どうぞよろしくお願いいたします!

それでは、行ってきます~!

写真:韓国のとあるワインバーで演奏させてもらったとき
    ワインバーで演奏する格好ではないとは思うのですが・・・笑



・・・と書いてる矢先に洗濯機が壊れたー
中の洗濯物が取れないー
しゃいせー ぎゃー
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ただいまー [diary]

20代最後のおめでとう
たったいまドイツに戻ってきました。

ドイツさぶい。

フランクフルトで8度だそうでしたから、この辺りは3度くらいでしょうか。
素足で、そして今回は特別荷物も多く、家までの道のりの遠いこと遠いこと。
つかれました。

ラーメンを食べて、お風呂入って寝ます~。
明日からジュノとの合わせも始まり、25日からパリに行ってきます!
最近移動が多いな。

写真は、今年の私のお誕生日。
サプライズのお祝いにびっくり。ケーキがまた美味しい。
今回は大阪で。
涙が出るほど嬉しかったです。

28歳は本当に大変だったけど、ものすごく収穫のあった一年でした。素敵な出会いもたくさんありました。29歳はそれをしっかり自分のものにして、ますますアクティブに、でも落ち着いて据えることも覚えつつ、私らしい人生を模索していきたいと思っています。

ありがとう、パパとママ。

ではまた~
おやすみなさい
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