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琴欧州おめでとう。 [diary]

琴欧州の初優勝、なぜだかここエッセンで大盛り上がりです。

同じブルガリア出身のヴァイオリニスト徹子くんの田舎が琴欧州とも近く、年齢も近く、ずっと応援していたのです。優勝した14日目(24日)のドイツ時間夜に会って、「シュリ!琴欧州が優勝した!!!」が第一声だったので、ものすごく早い伝達でしたねえ。「琴欧州はね、あと一回勝ったら、YOKOZUNAになれるんだよ!」と、興奮して言ってましたが、琴欧州が大関だったというのもつい最近彼からの情報で知りました。私よりも相撲を知ってるブルガリア人。
私も若貴時代(小中学生の時)は大相撲の大ファンで、特に曙ラブで大騒ぎでした。高松に巡業に来た時も、相撲好きの友達と一緒に見に行ったなー。あのお相撲さんの独特のにおい(まげの)がとても強烈だったのを覚えてます。曙のことを「あけちゃん」と呼び、花道を通るあけちゃんの背中をペチペチと・・。ああ、懐かしい~。

cardellinoところで、ピアノトリオ・メタモルフォシスの5月の4つの本番、全て終了しました。回数を重ねていく毎に良くなっていけたので、それを感じることができただけでも、今回はとても良い経験になったと思います。

18日(日)にあったコンサート、こんな自然いっぱいのところで演奏したんですが、演奏しただけでなく芝居もしてくれ、なんて言われてたもんですから、いつもと違う緊張を妙に感じました。
というのは、『ピアノトリオの歴史』というものを、主催者は演奏を盛り込みつつお客様に説明をしたかったようで、バッハ→ハイドン→ベートーベンと、こういうふうに変わっていったんだと・・。
主催者の話す言葉に沿って、パントマイムをしてくれと言われ(もちろん台本あり)、それもバッハとハイドンとベートーベンの三役を・・。カツラとか衣装があったらそれなりになりきってできたんですが、見た目めちゃ素の私なんで、なんか違和感ありまくり。それをやりながらチェンバロを弾いたりピアノも弾いたりしなくてはいけなくて、ああ、やっててものすごく自分が面白かったです。というかそれを必死にやってるトリメタ三人がとっても可笑しかった。

ちゃんと笑いも取れ(これ重要)、無事演奏も終わり、その後は近所のお城でみなさんとお食事。お料理自体は普通のドイツ料理だったんですが、お城が中々素敵で湖の上に浮かぶお城、そこをどんどん地下に入っていき、そこにあるのがレストラン。映画に出てきそうな場所でしたが、うーん、お料理が残念だ。。

今学期のピークも過ぎ(はや)、今は少しゆったりしています。頭と体が結構疲れてて、ビリー様も中々手につかないですが、最近のドイツは暖かい日が続いてくれているのが救い。
森を探索したり、ノラ猫ちゃんと遊んだりするのが楽しい今日この頃です。
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トリオいろいろ [diary]

テンション高すぎ変態トリオ、初コンクール無念でした・・。

結局、シューマンのトリオの一楽章、ベートーベンの幽霊トリオより二,三楽章を演奏しましたが、シューマンとベートーベンの二楽章は、今までにおける私たちの最大限の演奏が出来、どうしたことかいつも問題になる人、なる部分が、すんなり音楽の中に溶け込め、弾いてても不思議な感覚になりました。中々いつもの合わせでああいう幽霊が演奏できたことはないんですが。。音楽とは謎なことだらけですわ・・。
ただ三楽章の速い楽章では、あれは合わせ不足でしたなーー。。むむ。

今回色々なことを学んだんですが、三人になると本当に難しい。(音楽家は癖のある人多いし)
コンクール前の精神的なスタンスも人それぞれで、「コンクール前だから合わせを集中的にしたい人」、「コンクール前だから一人で練習をしたい人」、「コンクール前だからゆったりしたい人」等。
コンクールっていうものは本当に特殊なものですね。数人でそれに向かって立ち向かっていかなければいけない時に、どうしてもそういう部分でぶつかってしまう。だからこそ、もう少し早めに準備を始め、余裕を持って向かわなきゃいけないのですが、今回はその準備が遅すぎた、というか、中々そこまで想定してできなかったというのが大きな要因に思います。
しかし、初体験は楽しい。エネルギーかなり使うけど、きっとこれが何かの肥やしになると信じてまい進しよう、と自分を励ましつつも・・。ああ、疲れてる・・。

最近ちょっとビリー不足コンクール前日のゲネプロで、チェロのC線が切れてしまいゲネプロはほとんどできず、そしてその後に予定していた最終リハーサルもチェロが無理なのでボツ。三人で口頭での打ち合わせのみで、ただでさえ時間が取れていないのに、さらに輪をかけてそんな不幸が。
そしてその夜、新しいC線をエリフの彼(チェリスト)が張っていたら駒がずれた・・。私も弦楽器のことは詳しくはわからないのですが、駒が少しでもずれると音色に相当響くようです。まったく違う音色になってしまったコンクール当日。もうこれは不運だと思うしかないのですが・・。とても残念でした。

不運があっても、三楽章がうまくいかなくっても、昨日の演奏は三人にとっては、とても手ごたえのあるものになりました。来週の2つの本番に向けて、もう少し進んでいきたいと思っています。


今回は、結成7年目のピアノトリオが賞を与えられたのですが、今日彼らの演奏を聴いて度肝抜かれました。フォルクヴァンク音楽大学は、ドイツの中でも特に室内楽が優れていて、教授陣も素晴らしい方々が教えて下さっています。フォルクヴァンク出身の室内楽は、今やコンクールやコンサートに大活躍しているのですが、今日のトリオはその中でもとてもレベルが高く、驚いたの一言。
安定感がある中で、即興的に舞う音たち、そして音楽は熱く、とてもピュア。
今まで色々なトリオを聴いてきましたが、トリオと言えども、本当に色々な香りのトリオがあるんだなあと、山猿だから早く上に上りたいけど、今はまだ一合目だと思わざるを得ない、そんなことを実感した一日でした。
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頑張れ、メタトリオ! [diary]

エリフお遊び中変態トリオ、もとい、メタモルフォシス・トリオですが(アネゴの助言により、「メタモルフォシス・トリオ」と順番を変えました)、先日合わせ中にものすごい怖いことが起こりました。

大学の大火事のため校舎が使えず、今学期から教育大学の校舎を一部借りて、レッスンや練習などをさせてもらっているのですが、そこのホールで合わせをしている最中に、ピストルを腰にさした警官がいきなり入ってきて私たちに話しかけました。

警 「グーテンターク!!ちょっとお聞きしますが、ここに年をとった女性が来ませんでしたか??」
メ 「・・・・・、は、はい???」
警 「こういう歩き方をする女性です。」(ちょっと背中を曲げて真似をしてみせる)
メ 「いえ、私たち弾いていたので気がつきませんでしたが・・。」

三人ともものすごくビックリして顔見合わせました、これは何かとんでもない事件がこの辺りで起こったのだろう・・と。私の頭の中には、裸足で包丁を持ってフラフラ歩いているおばあさんが思い浮かんでしまって・・、その瞬間ものすごく恐くなってブルブル振るえだしてしまいました。。火事の次は今度は殺人かって。



そこで警官さん・・、


「いえね、近くの老人ホームから、おばあちゃんが逃げ出しちゃいましてね・・・。」


なんだよ、それ。


ああ。それにしても、一瞬ではあったけどものすごくビックリしました・・。
警官が去って、考えたことは一緒だったのか、みんなで顔見合わせて大爆笑。

その後、おばあちゃんが無事に見つかったことを祈ります。

そういうメタトリオですが、今日は久々にドイツに上陸した恐竜教授のレッスンを受けました。以前も一度このトリオでレッスンを受けているのですが、恐竜の室内楽のレッスンは本当に楽しい!!メンバーもいじりがいがあるんでしょうな、めちゃくちゃ厳しいんですが、みんなもちゃんと食いついて(というか恐竜の室内楽のレッスンはそういうふうにさせる)、色々と吸収させてもらいました。
恐竜はメタトリオメンバーの師匠、ヴァイオリン:ミンチェフ教授とチェロ:チョー教授とトリオを組んで時たまコンサートをしています。まだその演奏は聴いたことないのですが、いつもものすんごく興奮してその話をするので、きっとものすんごく素晴らしいのでしょう。チョーさんがチェロでいるだけで、聴かなくてもわかるようなもんだけど・・。

そしてメタトリオ、来たる5月8日(木)に、フォルクヴァンクプライスというコンクールを受けます。
先日亡くなられた学長のレクイエムが、同じ日の15時から行われる関係で、コンクールの予定も色々と変わりましたが、レクイエム後17時半からがメタトリオの出番です。

演奏曲目は(全ては弾かないけど)、

・ベートーベン:ピアノトリオop.70-1「幽霊」
・シューマン:ピアノトリオ第一番op.63
・シュニトケ:ピアノトリオ

この三曲でコンサートもあります。
5月18日18時より。

CARDELLINO Essen-Borbeck
http://cardellino.de/index.htm


みなさま、特に8日はこのトリオでの初めてコンクールなので、ぜひぜひ親指押しての応援をお願いいたします。

トリオとして組んでまだ一年、そして最近はヴァイオリン・ツェツコの多忙により、中々合わせが思うようにいかず、3人でブツカリ続けたこの二ヶ月。コンクール受けるのも最近まで迷っていましたが、とりあえずできる限り頑張ってみようということで受ける決断をしました。
ソロやデュオでのコンクールは経験がありますが、3人でのコンクールになると、ものすごく大変なんですね。今回本当に思い知らされました。自分のことだけではなく、周りのことも自分に降りかかって来て、コンクールというストレスとも戦いながら、周りと共に進んでいかなければいけない。特に一番下のエリフが最近ナーヴァスになってきていて、そこも気を使いながら、ツェツコも違う方向に行かないようにしっかり練習させ、私自身の練習も怠らず。。
ああ・・、トリオって深くやると、思ってた以上に大変だ~。


写真:教育大にはバランスボールのある練習室があります。ここのスタインウェイのピアノがとてもいいんだけど、何だかこの部屋に入った瞬間、異様で笑ってしまいました。これはチェロのエリフです。
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ショパンの夕べ [diary]

ショパンナハト今日は、WDR(西部ドイツ放送協会)のMusik Fest2008 の一環である、「I like Chopin -Die lange Chopin Nacht-」で演奏してきました。場所は、私が2月にリサイタルをした、デュイスブルクのレーンブルック美術館。フォルクヴァンク大学のピアノの教授陣、その生徒たちが出演しましたが、コンサート時間18時から0時半の6時間半。このコンサートは録音され、後々WDRのラジオで放送されるんだとか・・。

ショパンのソロ曲、室内楽曲などを織り交ぜ、途中でサクソフォーンの即興が度々入るなど(なぜだかわからんが)、色々と趣向を凝らしており、お客様もたくさんいらしてくださいました。
本当は、私の教授のマイケル・ロール(恐竜)も演奏する予定でしたが、病気で出られず・・。実はこのコンサート、ものすごく楽しみにしていたんです。2月に出演が決まって以来、恐竜と同じステージに立てる!!クラスのコンサートではなく、一ピアニストとして同じ舞台を踏めるのは、これが最初で最後ではないかと思っていたので・・。(涙)
昨日電話があり、、「トイトイトイエンジョーーイ!!」とまたかつての地味ギャグを結構な明るい声で言っていた恐竜。仮病か・・。

やっぱり、今日出演していた教授とその生徒を見ていて、ちょっと羨ましく思いました。演奏後の会話も、やっぱりいいものだもんね。明らかに今現在の私は恐竜パワー不足。結構長い間病気でドイツに来ていないので、昨日電話で声聞いただけで涙が出てきてしまいました。
そんな恐竜は今61歳、ドイツの定年は65歳ですが、恐竜は来年の夏学期で教授を引退するそうです。ギリギリ私の卒業まではいてくれるそうですが、何だかあと一年って思うと、時間がないなあー、あれもこれもまだ習いたいのに、というのが色々と出てきてしまって、病気になってる時間ないんだぞ、恐竜!というのが正直な気持ちです。

私は今日はショパンの幻想曲作品49を演奏しました。
この曲は恐らく私の人生の中で一番長く付き合っている曲。こーんなに長くやってる曲ですが、最近やっとこの曲が理解できるようになってきました。この曲は本当に難しい曲で、人前で弾く度に落ち込んではいるのですが、本当に少しずつ大分自分の形になってきたなという手ごたえを感じられるようになってきました。これもあるショパン弾きの方にレッスンを受けたこと、そして恐竜のお陰なのですが、こうなってみると何だかとっても嬉しくって、今日の演奏はまだまだ問題はあるのですが、ブラボーって叫んでくれた方もいらして、それはそれは心から嬉しく思いました。この曲にかけては、うまくいかなかった年月が長い分、特別の思いがあります。
それにしても幻想曲は本当に難しい。。もう少しなんだけどなあ。。。

コンサート最後は、ステージに出演者みんなが出てお花をもらい、その後はみんなでワイン、おつまみも中々洒落て美味しかった。お土産にリンゴケーキ三つももらってきて気分もほろよい。本番後の一杯はこの上なく美味しい!そして、帰宅3時。山の上極寒。
そして明日からは、メタモルフォシス・トリオに集中です。。


そんな5月2日、フォルクヴァンク大学の学長M.Pfeffer氏が亡くなったという情報がコンサート会場にも届きました。。まだ52歳。私、この学長の笑顔がとても好きで、声楽科教授の奥様と長身のお二人が歩いている姿は颯爽として素敵だったんですが。本当に残念。
フォルクヴァンク大学、火事に続き、今年は大きな問題が続いていますね。
心よりご冥福をお祈り致します。
http://www.folkwang-hochschule.de/
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